総合デジタルエンターテインメント企業が、事業の急拡大に伴う組織の複雑化に対応するため、SFAを導入。業務の効率化とデータドリブンな意思決定基盤の構築に取り組んだ事例をご紹介
■創業:1999年
■従業員数:約4500名
■事業概要:電子書籍、動画配信、オンラインゲーム、Eコマース、金融など、60以上の多様なデジタルサービス事業を展開する総合エンターテインメント企業。 売上規模約4000億、会員数約5000万人となる名実ともに国内最大級のマルチプラットフォーム事業者。
同社は事業領域を問わず矢継早に挑戦を繰り返す企業文化であり、消費者のニーズを俊敏に捉え、また昨今の予測不可能な時代背景にもマッチしたことで急成長を続けてきた。しかし、大企業への進化と急成長の裏には度重なるM&Aや事業統廃合を繰り返すことで生まれる組織の複雑化や部門によるシステムの不一致、それによる業務プロセスの統合が大きな経営課題となっていた。特に、各事業部門で独自のシステムや業務フローがあり、会社内でのデータ活用の不統一が、効率的な事業運営の妨げとなっていたのである。
今後さらに事業を拡大、成長をさせていくためにはどうしても先にクリアしなければならない課題でもあった。
そこでポイントとなるのが同社の企業文化であり良さでもある「挑戦とスピードを活かしながら俊敏な組織変化にも対応できる拡張性と柔軟性」を兼ね備えたシステムでありソリューションなのであった。
この課題を解決するため、複数の国内ベンダーからの提案を受け新システムへの移行を検討。最終的にGENIEE SFA/CRMの導入を決定した。決め手となったのは、同社が抱えていた根幹の課題であり本プロジェクトにおける必須条件である、複数入り乱れた既存システムとも連携可能な「柔軟なカスタマイズ性」と、最新のAI技術を活用した業務効率改善を図れる機能が充実するなど「拡張性の高さ」であった。
導入後の期待効果としては、業務プロセスの標準化により、部門間の連携が強化され、組織全体の業務効率向上、データドリブンな意思決定基盤が構築されることにより経営判断の迅速化、さらに、AIを活用することで、より戦略的な事業展開の実現などに期待が寄せられている。
ベンチャーから大企業へと進化する過程においてこれらの課題解決事例は大いに参考になるはずである。
国産営業管理ツール「GENIEE SFA/CRM」の導入事例集
国産SFA/定着率99%の国産営業管理ツール「GENIEE SFA/CRM」を使って成果に繋げた、4つの成功事例をご掲載しています。実際にどのようにSFAを活用して、成果を上げたのか具体的な活用法をご紹介します。
導入事例集を一括ダウンロード