
不動産業界におすすめのSFA10選!導入メリットや事例も紹介

不動産業界におすすめのSFA10選!導入メリットや事例も紹介
近年、不動産業界ではデジタル化が求められており、営業活動においても効率化の必要性が重視されています。その中で注目されているのがSFAです。一方で、不動産業界の企業でSFAツールを導入することに疑問を感じている方もいるのではないでしょうか。
本記事では、不動産業界における営業効率化の必要性をあらためて解説した後、おすすめのSFAツールや不動産業界での導入事例を紹介します。
不動産業界の課題とSFAの必要性
不動産業界は主に以下3つの課題を抱えています。
- デジタル化が遅れている
- 営業が非効率になっている
- 多様化するニーズへの対応が求められている
これらの課題を踏まえて、不動産業界でもSFAが有効である理由を紹介します。
1.デジタル化が遅れている
不動産業界では、依然として紙やExcelを活用した業務が主流であり、デジタル化が遅れている傾向にあります。具体的には、以下のように業務を進める不動産企業が多く見受けられます。
- 書類作成を手書きで行う
- 契約書を紙ベースで管理する
- 顧客対応は対面で行う
こうしたアナログな業務の進め方は、過去の慣習やマネジメント層のデジタルツールに対する抵抗感などが影響していると考えられます。
SFAを活用することで、顧客情報や商談履歴を一元管理し、クラウド上でデータを共有できます。営業部門だけでなく企業全体でのデジタル化を推進できるでしょう。
2.人手不足に陥っている営業が非効率になっている
不動産業界はデジタル化への遅れだけでなく、人手不足の問題を抱えており、非効率な営業が課題となっています。厚生労働省によると、2023年度の不動産業界の入職者数は約130万人、離職者数は約140万人となっており、業界全体で人手不足が加速しています。
また、人口減少や少子高齢化によって、不動産業界への入職者は今後も減少傾向にあると予測できるでしょう。SFAを導入すれば顧客情報や商談情報を分析し、最適な営業戦略を導きます。これにより、少ない人員でも営業部門の成績向上や組織全体の業績向上を期待できます。
>>営業を効率化する方法10選!アイデアや流れ、ツールや成功事例も紹介
3.多様化するニーズへの対応が求められている
リモートワークの普及や副業の増加によって、人々の働き方やライフスタイルは細分化しています。多様化する顧客ニーズにも対応するため、従来の画一的な営業手法ではなく、顧客ごとの適切なアプローチが必要です。
SFAを導入することで、顧客の行動履歴や興味のある物件データを分析し、ニーズに沿った物件を提案できるようになります。また、AIによる商談履歴の分析や、成約率の高いアプローチの共有などを行うことで、営業担当者同士のスキル差を埋め、組織全体での成果向上につなげられるでしょう。
不動産業界向けおすすめSFA10選
不動産業界向けおすすめSFAは以下の10個です。
- GENIEE SFA/CRM
- Sales Cloud
- Zoho CRM
- eセールスマネージャー Remix Cloud
- WaWaFrontier
- ホットプロファイル
- JUST.SFA
- Mazrica Sales(旧:Senses)
- cyzen
- kintone
各SFAの特徴を紹介するので、自社に適したツールを探してみてください。
1.GENIEE SFA/CRM
『GENIEE SFA/CRM』は、営業管理と顧客管理を統合したクラウド型のSFA/CRMツールです。AIが過去の商談データを分析し、戦略やアクションプランを作成する「AI受注予測機能」も備わっており、顧客のニーズに沿った提案を実現します。
また、GoogleスプレッドシートやGmail、Zoomなどのビジネスツールと連携可能なため、既存のワークフローにも統合でき、企業全体のデジタル化を加速させます。データを活用した営業を強化したい企業におすすめのSFAツールといえるでしょう。
資料請求や無料トライアルも受け付けておりますので、興味のある方は以下からお気軽にご連絡ください。
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2.Sales Cloud
『Sales Cloud』は、Salesforce, Inc.が提供するSFA/CRMツールです。顧客管理や進捗管理、売上予測、データ分析など、営業業務を効率化するための機能が多く搭載されており、営業活動のデジタル化や効率化に貢献します。
カスタマイズ性も高く、企業の規模や業種を問わず柔軟に導入できる点も評価されています。世界中で15万社以上の企業に導入されている実績を持つため、大手SFAの導入を検討している企業におすすめです。
3.Zoho CRM
『Zoho CRM』は、世界25万社以上に導入されているクラウド型のSFA/CRMツールです。顧客管理や進捗確認、営業活動の可視化などが可能で、営業効率の向上に貢献します。
また、蓄積されたデータをもとに顧客行動の予測やスコアリングの算出もでき、営業担当者がすべきアプローチを明確にします。営業活動の効率化だけでなく、企業の業績向上も実現できるでしょう。
月額1,680円(税抜)から利用できるプランも用意されており、低コストで導入できるツールを探している企業にもおすすめです。
4.eセールスマネージャー Remix Cloud
『eセールスマネージャー Remix Cloud』は、ソフトブレーン株式会社が提供する国産SFA/CRMです。シングルインプット・マルチアウトプットの仕組みを採用しており、一度情報を入力すると、商談管理や顧客情報管理、活動報告など複数の機能に情報が反映されます。データの二重入力や管理の煩雑さを解消しているため、組織のデジタル化を強力に推進します。
スマホアプリ版も提供しており、外出先からの迅速な情報入力も可能です。外回りの営業が多い不動産企業でも、デジタル化を実現できるツールといえます。
5.WaWaFrontier
『WaWaFrontier』は、株式会社アイアットOECが提供するSFAです。同社が提供している「WaWaOffice」というグループウェアアプリと連携することで、組織全体でのデジタル化や業務効率化を推進します。
グループウェアに入力したスケジュールから、営業担当者の日報を自動で作成でき、デジタル化に伴う業務の手間を削減します。また、ツール内に蓄積された膨大な情報も、フィルタリング機能を用いて素早く抽出可能です。
営業部門だけでなく、企業全体でデジタル化を進めていきたい企業にもおすすめのツールです。
6.ホットプロファイル
『ホットプロファイル』は、株式会社ハンモックが提供する営業支援ツールです。顧客データ管理や案件管理といった機能以外にも、名刺管理機能を備えているのが特徴です。
ホットプロファイルでは、名刺をスキャンするだけで顧客情報を自動データ化し、手作業による入力の手間を削減します。名刺情報だけでなく、商談履歴や企業データと連携することで、営業プロセス全体のデジタル管理が可能です。
対面での営業が多く、名刺交換の機会が多い企業におすすめのツールといえるでしょう。
7.JUST.SFA
『JUST.SFA』は、株式会社ジャストシステムが提供するSFAです。ノーコードでカスタマイズできる点が特徴で、プログラミングに関する知識がなくとも、ツールを最適な形に設計可能です。
企業での業務体制に則ったSFAを導入できるため、現場での定着を促進します。結果として、営業部門内でのデジタル化を実現できるでしょう。営業部門内でベテランの営業担当者が多く、デジタル化に不安を感じている企業におすすめのSFAです。
8.Mazrica Sales(旧:Senses)
『Mazrica Sales(旧:Senses)』は、株式会社マツリカが提供するクラウド型のSFA/CRMです。一般的な営業支援機能以外にも、ツール連携による入力自動化を備えています。
GmailやGoogleカレンダーなどと連携させると、入力された情報を自動的にSFA内にも反映できるため、二重入力の手間をなくします。これにより、営業部門内での情報共有をスムーズにし、組織のデジタル化を推進させられるでしょう。
営業活動のデータ管理を効率化し、手作業を減らしたい企業におすすめのツールです。
9.cyzen
『cyzen』は、レッドフォックス株式会社が提供するSFAです。最大の特徴は「モバイルに最適化された設計」であり、スマートフォンやタブレットを活用して営業活動を効率化できます。位置情報と連携した機能では、訪問予定の管理やルート検索、移動履歴の自動記録などが可能です。
不動産業界では外回りの営業も多くなるため、部門全体での業務効率化に貢献するでしょう。訪問営業が多い企業におすすめのSFAです。
10.kintone
『kintone』は、サイボウズ株式会社が提供するクラウド型業務管理ツールです。柔軟なカスタマイズ機能によって、企業の業務フローに合わせたアプリ設計ができるのが特徴です。
また、API連携やプラグインを活用すれば外部サービスとのデータを統合でき、営業部門に限らず企業全体で業務効率化を実現します。自社の業務体制に合致したツールを導入したい企業におすすめです。
不動産業でのSFA導入事例3選
ここからは、不動産業界でのSFA導入事例を3つ紹介します。
- 多様化する顧客ニーズに対応しLTVの向上に成功
- 部門ごとに分散したデータを統合しマネジメント効率が飛躍的に向上
- 部署内での情報共有を効率化でき攻めの営業を実現
課題や導入後の効果も説明しますので、SFA導入時の参考にしてみてください。
1.部門ごとに分散したデータを統合しマネジメント効率が飛躍的に向上
株式会社パワーコンサルティングネットワークスでは、顧客情報や営業データが部門ごとに分散しており、統一的な管理ができていませんでした。また、社内全体としてデータ活用に対する意識が低く、蓄積された情報を十分に活用できていなかったそうです。
『GENIEE SFA/CRM』によって、各部門でバラバラに管理されていたデータを統合し、全社的にひとつのシステムで情報を管理できる仕組みを構築しました。現時点ではデータの利活用という部分にまで達していないものの、将来的にはデータをもとにした施策立案が期待されています。
>>データ活用の意識醸成に成功!DX年次計画の柱として「GENIEE SFA/CRM」を採用した不動産コンサル会社の事例
2.部署内での情報共有を効率化でき攻めの営業を実現
引用:岡﨑建工株式会社
岡﨑建工株式会社は、以前から大手システムの営業管理ツールを使用していました。しかし、部署ごとに異なる契約プランを利用していたため、使える機能に差があり、社内での情報共有がスムーズに進んでいなかったのです。
『GENIEE SFA/CRM』の導入によって、社員全員が同じ機能を使えるようになり、組織全体でスムーズな情報共有が行える環境を実現。営業担当者全員が数値を把握できるようになり、問い合わせから受注に至る「待ちの営業」から、積極的に案件を獲得する「攻めの営業」へと移行しています。
>>大手システムから「GENIEE SFA/CRM」に乗り換えてランニングコストが半分に!組織改革&業務効率化も実現した維持管理会社の事例
不動産業界でもSFAを導入し業務を効率化させよう
不動産業界においても、SFAは営業活動の効率化や業務改善、顧客満足度の向上に役立ちます。とくに、デジタル化の遅れや多様化する顧客ニーズへの対応といった業界特有の課題を解決する手段として、SFAは非常に有効です。
『GENIEE SFA/CRM』では営業に関するデータの一元化が可能です。案件進捗の可視化やデータ分析が実現し、営業活動の効率化につながります。また、高いコストパフォーマンスも特徴であり、大手SFAツールの約1/3のコストで利用できるため、はじめて導入する企業にもおすすめです。詳細は資料請求や15日間の無料トライアルで確かめられるので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
SFACRM