
【業界別】SFAの導入事例10選!導入メリットや注意点も解説

【業界別】SFAの導入事例10選!導入メリットや注意点も解説
近年、営業効率化の方法としてSFAが注目されています。SFAは営業の属人化を防ぎ、組織全体で成果を最大化するためのツールとして期待されています。
しかし、組織に新しいツールを導入することに抵抗を感じている方もいるでしょう。本記事では、業界やさまざまなケースごとにSFAの導入事例を紹介します。導入メリットや注意点も紹介するので、SFAの導入を検討している方はぜひ最後まで読み進めてみてください。
SFAの導入事例10選
ここでは会社の規模や業界、抱えている課題などを細分化しながら、SFAの導入事例を紹介します。
- 拠点ごとに分散した顧客情報の統合に成功
- 脱エクセルを実現し導入2年で受注率50%増
- 分散されたデータをまとめて業務を効率化
- 部門間を越えるデータ共有と連携を実現
- データにもとづく提案でリピート率が向上
- 顧客情報の一元管理により機会損失を防止
- 案件情報を共有する体制を構築し属人化解消
- システムのリプレイスでコストを削減
- ユーザーのニーズに沿った提案を実現
- 複数システムに分散した情報を一元管理
自社の現状に近い導入事例があれば、参考にしてみてください。
拠点ごとに分散した顧客情報の統合に成功
業界:金融業界
国内約50拠点をもち、従業員数は約1,000人を誇る大手証券会社では、全国に広がる営業ネットワークを活かし、多くの顧客と取引を行っていました。しかし、拠点ごとに顧客情報を管理していたため、データが分散。顧客ニーズに沿った提案ができず、機会損失が懸念されていたそうです。
そうした中『GENIEE SFA/CRM』の導入によって、全国の拠点に点在する顧客情報を一元管理し、リアルタイムで共有可能になりました。結果、組織全体で各拠点での顧客情報を共有できるようになり、効率的なマネジメント体制の構築を実現しています。
>>AIとSFAの統合活用で営業生産性を劇的に向上!全国拠点おける営業大改革成功事例
なお、『GENIEE SFA/CRM』はそのほかにも多くの大手企業で導入され、大規模な運用を行ってきました。数千人規模での活用イメージが気になる方は、以下よりエンタープライズの導入事例をご覧ください。
脱エクセルを実現し導入2年で受注率50%増
引用:松江リース株式会社
業界:リース業界
リース事業を中心に行っている松江リース株式会社は、少数精鋭で営業活動を展開する企業です。以前はExcelで営業管理を行っていましたが、各営業担当者が独自のフォーマットで商談を管理しており、最新情報をリアルタイムで共有できていませんでした。
そこで『GENIEE SFA/CRM』を導入し、進捗状況や成約見込みをデータで一元管理できるようになり、商談の進捗確認の効率化に成功。適切な営業戦略を迅速に実行できるようになり、導入から2年で受注率は約50%増加しました。
>>導入2年で受注率50%増!「GENIEE SFA/CRM」と「GENIEE BI」をかけ合わせてデータ分析を加速させた金融業界・松江リース様の事例
分散されたデータをまとめて業務を効率化
業界:不動産業界
株式会社パワーコンサルティングネットワークスは、不動産コンサルティング事業を展開する会社です。同社では、各部門が独自の営業活動を展開しており、案件や顧客情報の管理も分散していました。そのため、蓄積された情報を施策立案や業務改善に活かしきれていなかったのです。
そこで『GENIEE SFA/CRM』を導入することで、売上数値や新規顧客獲得数をまとめて管理、確認できる仕組みを構築。案件ごとの進捗を可視化でき、データを利用した営業活動も実現しています。
>>データ活用の意識醸成に成功!DX年次計画の柱として「GENIEE SFA/CRM」を採用した不動産コンサル会社の事例
部門間を越えるデータ共有と連携を実現
引用:株式会社ヒューテック
業界:製造業界
株式会社ヒューテックは、製造業向けの検査装置専門メーカーです。既存顧客への対応が中心であり、納品後のアフターフォローが重要です。
そのため、営業部門だけでなく、製造部門や開発部門など、複数の部門が顧客と接点をもちます。しかし、各部門が独立して情報を管理しており、部門間の情報共有がスムーズに行われていませんでした。
そこで『GENIEE SFA/CRM』によって、各部門の担当者が直接SFAに情報を入力し、閲覧できる仕組みを構築。部門間での情報共有がスムーズになり、顧客フォローの最適化を実現しました。
>>部門を横断したSFA/CRM活用で、営業個人への独りよがりな営業戦略から脱却
データにもとづく提案でリピート率が向上
業界:医薬品業界
国内に約1,400店舗、約300箇所の営業拠点を展開する大手医薬品販売事業会社では、顧客の高齢化による契約件数の減少に直面していました。とくに、既存顧客の囲い込みやリピーターの育成が十分に行えず、継続的な売上確保が難しくなっていたそうです。
『GENIEE SFA/CRM』の活用によって、顧客の購買履歴やヒアリング情報を一元管理し、BIと連携することで詳細なデータ分析が可能となりました。これにより、顧客に最適な商材をレコメンドできるようになり、リピート率向上を実現しました。
>>SFA・CRM・MAの三位一体で実現!医薬品販売大手の次世代型営業改革事例
顧客情報の一元管理により機会損失を防止
業界:介護業界
大手メディアグループの一員として介護事業を展開する総合介護事業会社では、入居希望者の問い合わせ対応に課題を抱えていました。組織全体で情報の管理方法が統一されておらず、問い合わせ者の情報や対応履歴の共有が難しくなっていたそうです。これにより、顧客対応の質や追客の効率が悪く、機会損失が懸念されていました。
そこで『GENIEE SFA/CRM』を導入し、顧客情報を統一されたフォーマットで管理できるようになりました。また、MAツールとの連携により、入居希望者に対する追客も自動化しています。新規顧客からの問い合わせから入居までのプロセスを可視化し、迅速な対応を実現した事例です。
>>複数施設の情報共有を実現!「GENIEE SFA/CRM」導入による介護施設の業務改革に成功した事例
案件情報を共有する体制を構築し属人化解消
引用:蝶理株式会社
業界:繊維業界
創業160年を超える繊維専門商社の蝶理株式会社は、ひとつの案件をひとりの営業担当者が対応するため、案件情報が属人化していました。また、ひとつの案件が完了するまでに3年ほどの期間を要するため、担当者が異動や退職する際に、適切な情報引き継ぎができない課題もあったそうです。
『GENIEE SFA/CRM』の導入によって、すべての案件情報が社内でリアルタイムに共有できるようになり、案件情報の属人化を解消しています。担当者が異動や退職した際にも、他のメンバーがスムーズに引き継ぎを行える環境が整ったそうです。
>>商社特有の属人化した営業活動を可視化!ワークフロー機能の活用により営業組織のステップアップを実現
システムのリプレイスでコストを削減
引用:岡﨑建工株式会社
業界:建設業界不動産業界
岡﨑建工株式会社は、ビルメンテナンスや緑地管理などの維持管理業務を行う企業です。これまで、大手システム会社の営業管理ツールを利用していましたが、自社の業務に不要な機能も多く、十分に活用できていませんでした。
『GENIEE SFA/CRM』への乗り換えにより、コストを大幅に抑えながら必要十分な機能を活用できる環境を構築。既存のシステムと比較して、システム維持費を半減することに成功しています。
>>大手システムから「GENIEE SFA/CRM」に乗り換えてランニングコストが半分に!組織改革&業務効率化も実現した維持管理会社の事例
ユーザーのニーズに沿った提案を実現
引用:株式会社ヒロモリ
業界:ノベルティ業界
株式会社ヒロモリは、オリジナルグッズやノベルティの製作、セールスプロモーションの企画・効果測定を行う企業です。
同社では、全国のディーラーからノベルティグッズの注文を受けつける一方で、新規商品の提案活動も並行して行っていました。提案内容は営業担当者ごとの判断に委ねられており、ディーラーごとに受注頻度や受注数にばらつきが見られる状況でした。
『GENIEE SFA/CRM』によって顧客情報を一元管理し、蓄積された情報を分析することで、顧客のニーズに沿った提案を実現しています。
>>「GENIEE SFA/CRM」×「GENIEE MA」連携で潜在顧客行動を可視化
複数システムに分散した情報を一元管理
業界:石油化学業界(業種:プラント・エンジニアリング)
約1,200名の従業員を抱える大手プラントエンジニアリング企業では、国内外のさまざまな拠点で営業活動を行っており、多くの顧客データを扱っています。しかし、営業情報の管理が複数のシステムに分散しており、データの統合や活用が困難な状況にありました。
そこで『GENIEE SFA/CRM』を導入し、バラバラのシステムで管理されていた名刺情報や営業履歴などの情報を統合。これにより、営業担当者が顧客情報を閲覧するスピードが向上し、組織全体での営業効率が改善しました。
>>GENIEEソリューションにより営業活動の質・量・時間効率を最大化!DXプロジェクト推進事例。
導入事例からわかるSFAを導入する3つのメリット
ここまで紹介した導入事例からもわかる通り、SFAを導入すると主に以下3つのメリットが期待できます。
- 業務の属人化を解消できる
- 営業に関する情報を一元管理できる
- 分析データをもとに営業戦略を立てられる
これらのポイントを把握し、SFAに対する理解を深めていきましょう。
>>SFAを導入するメリット・デメリット|得られる効果や導入事例を紹介
1.業務の属人化を解消できる
営業属人化とは、商談情報や顧客情報が特定の担当者に依存し、組織全体で共有されていない状態を指します。このような状態が続くと、営業担当者が退職や異動をした際に、情報の引き継ぎが円滑に行われず、業務が停滞してしまう恐れがあります。
営業の属人化が発生する原因のひとつは、組織内で情報を共有する仕組みが整っていないことです。SFAを活用すると、顧客との商談履歴や契約状況などの情報をシステム上で一元管理できます。組織内の誰でも必要な情報にアクセスできる環境を構築でき、属人化を解消できるでしょう。
2.営業に関する情報を一元管理できる
SFAを導入することで、顧客情報や商談情報など、営業活動に関するさまざまなデータを一元管理できるようになります。営業担当者が登録した情報を誰でも確認でき、組織内での情報共有がスムーズになるでしょう。
また、各案件の進捗状況が一覧で確認できるため、管理職やマネジメント層も迅速に適切な指示を出せるようになります。SFAの情報一元管理によって、営業活動の効率化と組織全体のパフォーマンス向上が期待できます。
>>営業プロセスの見える化とは?可視化に使えるフロー図やフレームワークを紹介
3.分析データをもとに営業戦略を立てられる
SFAで情報を一元管理すると、営業活動に関するさまざまなデータが蓄積されます。蓄積されたデータを適切に分析することで、より最適化された営業戦略を立てられるようになるでしょう。
たとえば、過去の商談履歴や問い合わせ内容などを分析し、顧客の行動パターンをある程度予測できるようになります。分析データをもとに戦略を立てることで、顧客のニーズに合致した提案が可能です。これにより、成約率だけでなく、リピート率や顧客満足度の向上も期待できます。
>>SFAのデータ分析は重要?効果や手法、効果を高めるポイントを解説
SFAを導入する際の3つのポイント
SFAを導入する際に押さえておきたいポイントは主に以下の3つです。
- 導入目的を明確にする
- 受けられるサポートを確認する
- 操作性の高さに着目する
SFAの導入を検討している方はこれらの要点を把握しておきましょう。
1.導入目的を明確にする
SFAにはさまざまな種類があり、提供する機能も異なります。「営業プロセスの可視化を重視したい」「分析機能を充実させたい」など、導入目的を明確にすることで、自社に本当に必要な機能をもつツールを選びやすくなります。
また、解決すべき課題を明確にしておけば、それにもとづいたKPIの設定も可能です。「顧客への提案の質を向上させ、受注率を20%向上させる」といった、具体的な指標を設定すれば、SFAの導入効果も正しく測定できるようになります。
2.受けられるサポートを確認する
SFAは営業活動の効率化に大きく貢献します。しかし、導入した企業の中には「社内に定着せず、十分に活用できなかった」というケースも少なくありません。これは、営業担当者が新しいシステムの使い方を習得しきれず、結局これまでのやり方に戻ってしまうことが原因です。
こうした事態を防ぐためには、ベンダーによる導入支援が不可欠です。システムの機能や価格と同じくらい、ベンダーから受けられるサポートも確認しましょう。
>>SFAが定着化しない原因は?解決策や具体的なステップ、成功事例を紹介
3.操作性の高さに着目する
どれだけ高機能なSFAでも、操作が複雑で使いにくければ営業現場で定着せず、期待した効果を得られない可能性があります。
SFAの操作性を事前に確認する方法として、無料トライアル を活用するのがおすすめです。営業現場の担当者に実際に試してもらい、顧客情報や商談情報の入力のしやすさ、情報管理画面やトップ画面の見やすさなどを確認しましょう。
操作性の高いSFAを選ぶことで、スムーズな導入と活用が実現し、営業活動の効率化につながります。
導入事例や実績が豊富なSFAなら『GENIEE SFA/CRM』
『GENIEE SFA/CRM』は、導入事例や実績が豊富なSFAを探している方におすすめのツールです。企業規模や業界を問わず、幅広い企業に導入された実績をもっているのが特徴です。とくに大企業の導入事例も多数公開しており、数千人規模での導入事例を知りたい方にも参考になるでしょう。
また『GENIEE SFA/CRM』では、導入企業ごとに専任のカスタマーサクセスチームがオンボーディングでサポートし、組織への定着を支援します。こうしたフォロー体制の確立によって、定着率は99%を誇ります。
SFAの導入を検討している企業は、まずはお気軽に『GENIEE SFA/CRM』の資料請求や無料トライアルを活用してみてください。
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導入事例を参考に自社に適したSFAを選ぼう
SFAの導入に懸念や抵抗感をもっている方は、ベンダーが公開している導入事例を参考にしてみてください。SFAベンダーが公開している導入事例には、業界や企業規模ごとの成功事例が多数紹介されています。事例を参考にすれば、「自社の課題を解決できるか」「どのような成果が期待できるか」といったポイントを明確にできるでしょう。
『GENIEE SFA/CRM』では、数多くの導入事例も公開しています。導入後も組織への定着を促す手厚いサポートを提供しており、さまざまな企業から支持を集めています。詳細を知りたい方は、資料請求や無料トライアルを通してツールの操作感を試してみてください。
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