会社の資産であるデータの利活用意識が低く、施策立案にも一苦労していたところから「GENIEE SFA/CRM」を導入。DX推進を担当された株式会社パワーコンサルティングネットワークスの「GENIEE SFA/CRM」導入事例です。
不動産コンサルティングに限らず土地活用・相続対策・賃貸管理・リフォームなどの事業を通して不動産資産に関するあらゆる課題に寄り添い続ける同社。人事総務部門の稲垣様と、相続財産部門の小池様にお話しを伺いました。
小池様)以前は二部門で、他社のシステムを使って名簿と商談ごとの売上管理を行なっていました。約6〜7年の利用で慣れていましたが、他社システムは自由度が高く、各部門が独自で管理体制を構築してしまっていました。その結果、部門間で顧客情報が重複し、二重管理が発生するという問題がありました。
会社全体ではデータ管理に対する意識が低く、ただ情報が蓄積されている状態であるため、進捗管理や具体的な施策立案が難しい状況でした。そのような状態だったので、マネジメント層がリアルタイムで可視化されたデータを見て、今後の判断をしていく必要があると考えていました。
システムの更新自体は成長戦略の一環としてすでに計画されていたため、上記のような状況を踏まえて、他のシステムについて役員陣に提案するために比較検討を始めました。
稲垣様)私が以前勤めていた会社で大手クラウドシステムを活用していたこともあり、その時に他社システムを調べていたことがありました。その経験を活かし、且つ、現職の社内状況を鑑み4社の候補を挙げさせていただきました。ちきゅう(GENIEE SFA/CRMの旧製品名)時代からジーニーさんのことは存じ上げていました。
4社の候補から、コストと機能を一覧化した比較表を作り、観点別に採点して2社に絞りました。そこから、それぞれの会社と打ち合わせを設定して細かな点を調整し、最終的に「GENIEE SFA/CRM」を選びました。過去の実体験からも、システム導入後の定着度が何よりも重要だと考え、長期的な関係構築が可能かどうかを最優先の観点として考慮しました。
稲垣様)他社システムと「GENIEE SFA/CRM」で項目名や入力方法が異なる部分があって、使い始めるまで特に、データの移行に最も手間がかかりましたね。社内の共通言語と定義がしっかり存在していないとハードルが高くなります。あとは、データ移行やシステムの置き換えを主導できる人、導入後定着させるために率先して動いてくれる人、それぞれにリーダー的存在がいないと、なかなか社内に浸透していかないのは過去の経験でも実感していました。
また、カスタマーサポートに導入を支援していただきました。SFAでデータ管理をしていくうえで一定の基準以上に理解して実用的な話ができるようになるまで大体2〜3か月かかりました。環境構築から利用開始まではスケジュールに余裕を持たせておくと良いと思います。
小池様)まだ活用しきったとは言えないので、今後さらに利用を促進していきたいと思っています。
現在コンサルティング部門では、入力した営業データをもとに2週に1回のペースで、個別案件の進捗を管理しています。理想は、営業がアクションをした後、すぐに活動履歴を入力することですが、導入当初から入力をお願いすると拒否反応を起こしてしまう可能性もあるので様子を見ながら進めています。将来的には、こういった情報入力が売上に直結してくると全員が理解して積極的に実践できるようにしていきたいですね。
小池様)一番はダッシュボード機能ですね。売上数値や新規顧客獲得数がリアルタイムで確認できるようになりました。成果の面ではまだ評価できませんが、これからは営業一人ひとりの成長のために個々人の持っている課題まで可視化して、フィードバックできる環境を整えていきたいです。
*「GENIEE SFA/CRM」の分析ツール・ダッシュボード(キャンバス)
入力された活動履歴や商談状況を自動集計しリアルタイムでグラフ表示。インプットは最小限、アウトプットは最大限。もうエクセルに変換して分析する必要はありません。
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