【2025年版】SFA(営業支援システム・ツール)おすすめ比較17選
SFA(Sales Force Automation)とは、営業の顧客情報や商談状況などを管理して、業務効率化や組織の生産性向上を図るためのITツールです。SFAを提供している会社は数多く存在し、いざ導入するとなると、どれを選べばよいのか悩む方もいるでしょう。
本記事では、おすすめのSFA17選を紹介します。性能や価格を比較し厳選しているので、SFAの比較検討で参考にしてみてください。
さっそく、おすすめのSFA17選を紹介します。
SFAツール | 価格(税抜) | おすすめの人 |
GENIEE SFA/CRM(ジーニーSFA/CRM) | 月額34,800円~ | 丁寧なカスタマーサポートを求めている人 |
Sales Cloud(セールスクラウド) | 月額/1ユーザー :3,000円~ | 実績のあるSFAツールを求めている人 |
Zoho CRM | 月額/1ユーザー:1,680円~ | デザイン性に優れたSFAを求めている人 |
eセールスマネジャー | 月額/1ユーザー:3,000円~ | 信頼できる国産SFAツールを求めている人 |
Mazrica Sales(マツリカセールス)|旧:Senses(センシーズ) | 月額:27,500円~ | リモートワークに適したSFAを求めている人 |
UPWARD | 月額/1ユーザー:3,800円〜 | 外回り営業に特化したSFAを求めている人 |
kintone(キントーン) | 月額/1ユーザー:780円~ | 低コストで始められるSFAを求めている人 |
ネクストSFA | 月額:50,000円~ | 使いやすいSFAを求めている人 |
HubSpot(ハブスポット) | 月額:96,000円〜 | 世界中で活用されているSFAを求めている人 |
JUST.SFA | 問い合わせ | カスタマイズ性に優れたSFAを求めている人 |
Ecrea | 月額/1ユーザー:1,000円~ | コストパフォーマンスに優れたSFAを求めている人 |
WaWaFrontier | 月額費用/1ユーザー:1,000円~基本料金/1契約:2,500円~ | 操作性が簡単なSFAを求めている人 |
ホットプロファイル | 問い合わせ | 名刺管理機能が備えられたSFAを求めている人 |
cyzen | 問い合わせ | 外回り営業に適したSFAを求めている人 |
Knowledge Suite | 月額:55,000円~ | グループウェア機能を有したSFAを求めている人 |
SalesNow | 問い合わせ | 営業先の選定機能も求めている人 |
Translead CRM | 問い合わせ | 使いやすいSFAを求めている人 |
各ツールの性能や価格を比較して、自社に合うものを選んでいきましょう。
サービス名 | GENIEE SFA/CRM(ジーニーSFA/CRM) |
特徴 | 手厚い個別対応で定着率99%シ。ンプルな機能で操作が簡単。メイン機能のダッシュボードが見やすい。AI搭載で営業生産性に貢献。 |
モバイル対応 | あり |
サポートサービス | あり |
外部システムとの連携 | 可 |
価格(税抜) | 月額(10ユーザー分含む)スタンダード:34,800円 プロ:54,800円 エンタープライズ:98,000円 |
運営会社 | 株式会社ジーニー |
公式サイト | https://chikyu.net/ |
『GENIEE SFA/CRM(ジーニーSFA/CRM)』は、顧客情報管理に強いCRM機能も兼ね備えた国産のSFAです。メイン機能であるダッシュボードは、蓄積されたデータをグラフや表形式で出力できます。案件や営業活動の進捗状況もリアルタイムで可視化できるので、会議に必要な資料作成の工数を削減できるでしょう。
「GENIEE SFA/CRM」は導入・運用の個別対応が手厚く、ツールの定着率は99%を誇ります。各企業の状況に合わせた個別の開発対応も自社で可能。カスタマイズできる点も魅力です。
サービス名 | Sales Cloud(セールスクラウド) |
特徴 | ・AI搭載型のSFA ・世界中で高いシェアを誇る ・無料学習コンテンツを利用できる |
モバイル対応 | あり |
サポート体制 | 有料 |
外部システムとの連携 | 可 |
価格(税抜) | 月額/1ユーザー ・Starter:3,000円 ・Professional:9,600円 ・Enterprise:19,800円 ・Unlimited:39,600円 ・Einstein 1 Sales:60,000円 ※Professionalプラン以上は年間契約 |
運営会社 | 株式会社セールスフォース・ジャパン |
公式サイト | https://www.salesforce.com/jp/sales/ |
『Sales Cloud(セールスクラウド)』は、アメリカに本社を置く株式会社セールスフォース・ジャパンが提供するSFAです。世界中で高いシェアを誇り、中小企業から大企業まで柔軟に対応できる幅広いプランが用意されています。
AIと自動化の機能がプランにより利用可能となっており、入力作業や資料作成といった手動の業務を削減できるので、スピーディーかつ効率的に営業活動を支援してくれるでしょう。
>>セールスフォースの特徴は?大手SFAの機能・料金・サポートを解説!
サービス名 | Zoho CRM |
特徴 | ・分析機能が充実 ・デザイン性に優れている ・世界で業種/規模を問わず選ばれている |
モバイル対応 | あり |
サポート体制 | あり |
外部システムとの連携 | 可 |
価格(税抜) | 月額/1ユーザー ・スタンダード:1,680円 ・プロフェッショナル:2,760円 ・エンタープライズ:4,800円 ・アルティメット:6,240円 ※年間契約の場合 |
運営会社 | ゾーホージャパン株式会社 |
公式サイト | https://www.zoho.com/jp/crm/ |
『Zoho CRM』は、世界25万社が利用しているSFAです。分析機能が充実しており、自社に合った形式でレポートやダッシュボードを作成・カスタマイズできます。現状の状況をリアルタイムで把握しながら、必要な戦略を立案できます。レイアウトやデザインの機能も優れているので、自社に浸透しやすいデザインを実装できる点も魅力です。
サービス名 | eセールスマネージャー |
特徴 | ・SFAとCRMを組み合わせたツール ・専任アドバイザーが活用を支援 ・導入/稼働/定着の3つのサポート体制 |
モバイル対応 | あり |
サポート体制 | あり |
外部システムとの連携 | 可 |
価格(税抜) | 月額/1ユーザー ・スケジュールシェア:3,000円(グループウェアのみ) ・ナレッジシェア:6,000円(閲覧のみ) ・スタンダード:11,000円 |
運営会社 | ソフトブレーン株式会社 |
公式サイト | https://www.e-sales.jp/ |
『eセールスマネジャー』は、CRM(顧客管理)の機能が搭載されたSFAです。サポート体制が充実しており、導入・稼働・定着の3工程で徹底したサポートが受けられます。専属のチームが目標達成に向けて伴走してくれるので、定着率95%と利用者から高い満足度を獲得しています。
サービス名 | Mazrica Sales(マツリカセールス) |
特徴 | ・リモートワークの支援に強い ・過去案件の情報をもとにAIが直接アドバイス ・スタートアップ企業から大企業まで幅広く対応 |
モバイル対応 | あり |
サポート体制 | 無料:チャットサポート 有料:導入・運用支援 |
外部システムとの連携 | 可 |
価格(税抜) | 月額 Starterプラン:27,500円~(5ユーザーを含む) Growthプラン:110,000円~(10ユーザーを含む) Enterpriseプラン:330,000円~(20ユーザーを含む) |
運営会社 | 株式会社マツリカ |
公式サイト | https://product-senses.mazrica.com/ |
『Mazrica Sales(マツリカセールス)』は、スタートアップ企業から大企業まで幅広くサポートする国産発のSFAです。各担当の進捗状況がわかる案件ボードの見える化により、リモートワークの体制を支えてくれます。過去案件の情報からAIが機械学習し、リスク分析や類似案件をアドバイスしてくれます。実際のデータに基づいた精度の高い予測なので、受注率アップが期待できるでしょう。
サービス名 | UPWARD |
特徴 | ・外回り、訪問営業に特化 ・訪問企業の情報を自動検知する ・営業先の優先度をマップ上で可視化 |
モバイル対応 | あり |
サポート体制 | あり |
外部システムとの連携 | 可 |
価格(税抜) | 月額/1ユーザー CRM未導入の場合:3,800円〜 CRM導入済みの場合:1,800円〜 ※初期費用100,000円 |
運営会社 | UPWARD株式会社 |
公式サイト | https://www.upward.jp/ |
『UPWARD』は、外回り・訪問営業に特化した支援アプリです。訪問企業先の情報を自動検知する特許技術が搭載されており、滞在記録を自動で表示してくれます。手入力の工程を省けるため、日報や報告業務の手間を大幅に削減できるでしょう。そのほかにも、営業先の優先度をマップに表示する機能や訪問先までの最短ルートをナビゲートする機能など、外回り・訪問営業向けの機能を利用できます。
サービス名 | kintone(キントーン) |
特徴 | ・低コストで始められる ・ノーコードでSFAを作成できる ・必要な機能だけを自由にカスタマイズ |
モバイル対応 | あり |
サポート体制 | あり |
外部システムとの連携 | 可 |
価格(税抜) | 月額/1ユーザー ・ライトコース:780円 ・スタンダードコース:1,500円 ・ワイドコース:3,000円 |
運営会社 | サイボウズ株式会社 |
公式サイト | https://kintone.cybozu.co.jp/ |
『kintone(キントーン)』は、ノーコードで簡単に業務アプリを作成できるツールです。プログラミングやアプリ開発の専門知識がなくても、自社オリジナルのSFAアプリを作成できます。「営業支援(SFA)パック」も用意されているので、1から作るのが不安な方はパックを活用するとよいでしょう。不足している機能があれば、後から実装もできます。月額780円から利用できるので、コストを抑えたい企業におすすめです。
サービス名 | ネクストSFA |
特徴 | ・上場企業が提供で安心 ・回数無制限のサポート体制 ・見やすさ、使いやすさを重視 |
モバイル対応 | あり |
サポート体制 | あり |
外部システムとの連携 | 可 |
価格(税抜) | 月額 基本利用料:50,000円(10ユーザー含む) |
運営会社 | 株式会社ジオコード |
公式サイト | https://next-sfa.jp/ |
『ネクストSFA』は、上場企業の株式会社ジオコードが提供するSFAです。「見やすさ」と「使いやすさ」を重視しており、ドラッグ&ドロップによる項目移動や少ないクリックでの情報入力などが可能です。操作画面は「見ればわかる」というシンプルな構造になっています。サポート回数に制限はなく、定着後のフォローまで対応してくれます。
サービス名 | HubSpot(ハブスポット) |
特徴 | ・1,5000種類以上のツールと連携可能 ・世界135カ国以上で21万6,000社を超える企業が利用 ・営業、顧客サービス、マーケティングの3要素が搭載 |
モバイル対応 | あり |
サポート体制 | 有料 |
外部システムとの連携 | 可 |
価格 | 月額 ・Professional:96,000円〜(3ユーザーを含む) ・Enterprise:432,000円〜(5ユーザーを含む) |
運営会社 | HubSpot Japan株式会社 |
公式サイト | https://www.hubspot.jp/ |
『HubSpot(ハブスポット)』は、営業に関わるすべての業務を集約したプラットフォームです。世界135カ国以上で21万6,000社を超える企業が利用しており、高いシェア率を誇ります。情報はすべてCRM(顧客情報支援ツール)のデータベースに接続されているため、顧客とのつながりを強化した営業戦略が立てられます。自社の成長に合わせて製品を追加し、ツールをアップグレードすることも可能です。
サービス名 | JUST.SFA |
特徴 | ・オリジナルの SFAを作成できる ・営業スタイルに合わせたSFAを構築できる ・自社専用の無料トライアルを利用できる |
モバイル対応 | あり |
サポート体制 | あり ※一部のサポートサービスは有料 |
外部システムとの連携 | あり |
価格 | 問い合わせ |
運営会社 | 株式会社ジャストシステム |
公式サイト | https://www.justsystems.com/jp/products/justsfa/ |
『JUST.SFA』は、簡単にオリジナルのSFAを構築できる営業支援サービスです。マウス操作で自由自在にカスタマイズできるので、新規開拓・既存深耕・ルートセールスなど、自社の営業スタイルに合わせたSFAを作れます。プログラミングの知識がなくても操作可能で、構築にかかる余計な費用や手間がかかりません。コストを抑え、スモールスタートしたい企業におすすめです。
サービス名 | Ecrea |
特徴 | コストパフォーマンスに優れている。必要な機能のみを選んで導入できる |
モバイル対応 | あり |
サポート体制 | あり |
外部システムとの連携 | 可 |
価格 | 初期費用:0円月額費用/1ユーザーベース 機能:1,000円1機能:500円(選んだ分だけ) |
運営会社 | 株式会社エクレアラボ |
公式サイト | https://ecrea.co.jp/ |
『Ecrea』は基本システムに加えて必要な機能を追加できるSFAです。これにより、企業同時の営業プロセスや課題に適応したカスタマイズが可能です。また、追加した機能分だけ価格に反映されるため、必要な機能のみを選択し、月額費用を抑えながらSFAを導入できます。そのため、コストを抑えつつ必要な機能のみを効率的に活用したい企業に適しています。
サービス名 | WaWaFrontier |
特徴 | 誰でも使える簡単な操作性。 月額費用/1ユーザー1,000円の手軽な価格設定 |
モバイル対応 | あり |
サポート体制 | あり |
外部システムとの連携 | 不可:同社のツールとは連携化 |
価格 | 日報管理月額費用/1ユーザー:2,000円 基本料金/1契約:2,500円 簡易日報管理月額費用/1ユーザー:1,000円 基本料金/1契約:2,500円 |
運営会社 | 株式会社アイアットOEC |
公式サイト | https://www.wawaoffice.jp/product/sfa/ |
『WaWaFrontier』はASP型のSFAです。スマートフォンから営業日報を入力することで、営業者個人にとどまりがちな情報を組織全体で共有できます。簡易日報入力機能を活用すれば、1日の日報予定を一括で入力できます。操作性にも優れているため、効率的な日報管理を求めている企業におすすめです。
サービス名 | ホットプロファイル |
特徴 | SFA機能以外にも名刺管理機能が備えられている。営業担当者単位や部署単位で売上を可視化できる |
モバイル対応 | あり |
サポート体制 | 電話、メール:無料導入支援、移行支援:有料 |
外部システムとの連携 | 可 |
価格 | 問い合わせ |
運営会社 | 株式会社ハンモック |
公式サイト | https://www.hammock.jp/hpr/ |
『ホットプロファイル』は、名刺管理と営業支援を一体化したクラウド型ツールです。名刺スキャン、スマートフォン撮影、手入力を通じて顧客情報をデジタル化し、効率的に管理できます。もちろん案件管理や予実管理、営業メール配信、タスク管理といった営業活動を支援する多種多様な機能も揃っています。このように、新規開拓営業を強化したい企業や営業プロセスのデジタル化を進めたい企業にとっておすすめのSFAです。
サービス名 | cyzen |
特徴 | 外回り営業に特化した設計位置情報を連携して、近隣の顧客情報を閲覧可能 |
モバイル対応 | あり |
サポート体制 | あり(※プランごとにサポート内容は異なる) |
外部システムとの連携 | 一部勤怠管理システムと連携可 |
価格 | 問い合わせ |
運営会社 | レッドフォックス株式会社 |
公式サイト | https://www.cyzen.cloud/ |
『cyzen』は、外回り営業やフィールドセールス向けに特化したSFAです。そのため、スマートフォンからでも簡単に営業報告をおこなえるような設計になっています。また、位置情報と連携した地図表示によって、訪問予定の顧客や近隣の顧客情報を確認可能です。これにより、外出先でも迅速な情報共有と、営業効率の向上を実現します。そのため、ルート営業が主軸の企業や現場での業務効率化を優先する企業におすすめです。
サービス名 | Knowledge Suite |
特徴 | 複数機能が備わったオールインワン設計利用状況に応じた料金設定 |
モバイル対応 | 可 |
サポート体制 | あり |
外部システムとの連携 | 可 |
価格 | SFAスタンダード:月額55,000円 SFAプロフェッショナル:月額85,000円 SFAエンタープライズ:月額155,000円 |
運営会社 | ブルーテック株式会社 |
公式サイト | https://www.bluetec.co.jp/knowledgesuite/ |
『Knowledge Suite』は、SFAやCRM、グループウェアなど、ビジネスの現場に必要な機能を統合したオールインワンのツールです。一般的なSFAとは異なり、利用したデータ量に応じて利用料を支払う従量課金型となっています。これにより、利用する人数が多くなっても料金体制は変わりません。繁忙期や閑散期に応じて、利用状況に応じた適切な月額費用となるのが魅力です。営業活動に必要な機能をすべて統合しているため、これから組織内でのデジタル化を推進したい企業にもおすすめです。
サービス名 | SalesNow |
特徴 | 企業の情報を条件ごとに検索できる。 企業データベース大手SFAツールとの連携も可能 |
モバイル対応 | あり |
サポート体制 | あり |
外部システムとの連携 | 外部SFAツールとの連携可 |
価格 | 問い合わせ |
運営会社 | 株式会社SalesNow |
公式サイト | https://top.salesnow.jp/ |
『SalesNow』は、全国540万社を網羅した業界最大級の企業データベースです。150を超える項目で検索条件を設定でき、より商談可能性の高いリストを短時間で作成できます。また『Salesforce』や『HubSpot』といったSFAツールとの連携も可能です。これにより、通常のSFAではできなかった、ターゲットリストの作成や企業情報の把握などを実現します。『SalesNow』は、データを活用した営業活動を目指したい企業におすすめのツールといえるでしょう。
サービス名 | Translead CRM |
特徴 | 使いやすさを追求したUI設計営業現場を熟知したプロがUI設計を監修 |
モバイル対応 | あり |
サポート体制 | あり |
外部システムとの連携 | CSVでの連携可 |
価格 | 問い合わせ |
運営会社 | 株式会社 Translead |
公式サイト | https://lp.translead.jp/ |
『Translead CRM』は、営業現場での実用性と使いやすさを追求したSFA/CRMツールです。営業活動に必要な情報を一元管理し、効率的な業務プロセスの実現を目指します。営業の現場を熟知したプロがUI設計を監修しており、直感的でわかりやすい操作性を実現しています。具体的には、取引の担当者や案件情報など、営業に必要な情報をすべてひとつの画面で確認できるような設計になっており、画面遷移回数を最小限に抑えられるでしょう。現行のツールに使いにくさを感じている企業に最適のSFAです。
SFAを選ぶ際には、自社のニーズに沿ったツール選びが重要です。主なニーズとしては以下の5点があげられます。
各ニーズに沿ったおすすめのSFAを紹介するため、現時点でSFAの導入を検討している方は、最後までご覧ください。
組織でSFAを導入する予定はあるものの、あまり余裕がないならば、比較的低予算のSFAツールの導入を検討しましょう。SFAでは初期費用だけでなく、月額費用や各種サポート費用など、多くの出費が発生します。
そのため、中小企業や予算が限られたチームにとって、SFAのコストは非常に重要です。比較的低予算のSFAツールとしては、以下の2種類があげられます。
SFAツール名 | SFAの特徴 | 価格目安(税抜) |
Ecrea | コストパフォーマンスに優れている。 必要な機能のみを選んで導入できる | 月額/1ユーザー:1,000円~ |
WaWaFrontier | 誰でも使える簡単な操作性。 月額費用/1ユーザー1,000円の手軽な価格設定 | 月額費用/1ユーザー:1,000円〜基本料金/1契約:2,500円~ |
SFAに慣れている人が少ない場合、ツールの使いやすさやカスタマーサポートを重視しましょう。
どれだけ多機能なツールであっても、現場の営業担当者が使いこなせなければ意味がありません。また、運用中に発生する疑問やトラブルに迅速に対応してもらえるサポート体制も、業務のスムーズな遂行に欠かせない要素です。
現場の営業担当者全員が効果的かつ効率的にSFAを活用できる体制を整えたい場合、以下のSFAがおすすめです。
SFAツール名 | SFAの特徴 | 価格目安(税抜) |
GENIEE SFA/CRM(ジーニーSFA/CRM) | 手厚い個別対応で定着率99%。シンプルな機能で操作が簡単。メイン機能のダッシュボードが見やすくAIを搭載した便利機能が営業生産性向上に貢献 | 月額34,800円~(10ユーザー) |
ネクストSFA | 上場企業が提供で安心回数無制限のサポート体制見やすさ、使いやすさを重視 | 月額50,000円 |
SFAを導入する際には、自社の業務体制や営業プロセスに適したツールを選ぶことが重要です。どれだけ高性能なSFAであっても、業務フローにマッチしていなければ逆に業務の効率が下がり、現場での利用が定着しません。
「リモートワークでも対応できるツールが欲しい」「訪問営業に特化した機能が欲しい」など、業務体制に基づくニーズがある場合、以下のSFAがおすすめです。
SFAツール名 | SFAの特徴 | 価格目安(税抜) |
Mazrica Sales(マツリカセールス)|旧:Senses(センシーズ) | リモートワークの支援に強い。過去案件の情報をもとにAIが直接アドバイス。スタートアップ企業から大企業まで幅広く対応 | 月額27,500円~(5ユーザー) |
UPWARD | 外回り、訪問営業に特化。訪問企業の情報を自動検知。営業先の優先度をマップ上で可視化 | 月額/1ユーザー:3,800円〜 |
cyzen | 外回り営業に特化した設計位置情報を連携して、近隣の顧客情報を閲覧可能 | 問い合わせ |
営業プロセスや管理方法は企業ごとに異なるため、ツールを自社仕様に調整できる柔軟性が必要です。そのため、SFA内の設計を細かくカスタマイズできるかどうか、導入前に確認しておきましょう。
現場責任者や営業部門長などと使用感を話し合いながら、入力項目やシステムの設計を構築したい場合は、カスタム機能に優れた以下のSFAがおすすめです。
SFAツール名 | SFAの特徴 | 価格目安(税抜) |
kintone(キントーン) | 低コストで始められる。ノーコードでSFAを作成できる。必要な機能だけを自由にカスタマイズ | 月額/1ユーザー:780円~ |
JUST.SFA | オリジナルの SFAを作成できる。営業スタイルに合わせたSFAを構築できる。自社専用の無料トライアルを利用できる | 問い合わせ |
SFAの深い知識を有しておらず、具体的なニーズも決まっていないのならば、すでに多くの導入実績があり信頼できるSFAツールを導入しましょう。長年の運用実績や多くの導入事例があるツールは、安定性や機能面で信頼でき、導入後のトラブルリスクも低くなります。
以下4種類のツールは、信頼性や実績で高い評価を受けているため、はじめてのSFA導入でもおすすめです。
SFAツール名 | SFAの特徴 | 価格目安(税抜) |
Sales Cloud(セールスクラウド) | AI搭載型のSFA ・世界中で高いシェアを誇る無料学習コンテンツを利用できる | 月額/1ユーザー:3,000円~ |
Zoho CRM | 分析機能が充実デザイン性に優れている。世界で業種/規模を問わず選ばれている | 月額/1ユーザー:1,680円~ |
eセールスマネージャーRemix CLOUD | SFAとCRMを組み合わせたツール専任アドバイザーが活用を支援。導入/稼働/定着の3つのサポート体制 | 月額/1ユーザー:3,000円~ |
HubSpot(ハブスポット) | 1,5000種類以上のツールと連携可能。世界135カ国以上で21万6,000社を超える企業が利用。営業、顧客サービス、マーケティングの3要素が搭載 | 月額:96,000円〜 |
SFAを選ぶときの比較項目は、以下の7つです。
順番に見ていきましょう。
SFAを選定するうえで大事なのは、費用対効果が見込めるかどうかです。無駄な支出を出さない意識が、会社経営において必要であるためです。
費用対効果を高めるには、自社の課題を洗い出し、ニーズに合ったSFAを選ぶ作業が欠かせません。この工程を踏まないと、不要な機能に対する支出を増やしてしまいます。
費用対効果を最大化させたい場合は、無料トライアルを利用してツールと自社のマッチング度を念入りにチェックしましょう。
>>【関連記事】CRM(顧客管理システム)の導入費用はいくら?タイプ別の相場と内訳を解説
>>「GENIEE SFA/CRM」の無料トライアルはこちら
組織にSFAを導入する際、ツールの操作性が容易であるかどうかは非常に重要です。
たとえSFAを導入したとしても、実際にツールを活用する現場の営業担当者全員が操作できなければ意味がありません。そのため、PCでの作業が苦手な従業員でも使用できるようなUI設計がなされたSFAを選択するのがおすすめです。
また、操作性が簡単だと、情報の入力や分析データの確認などの手間も抑えられるため、営業担当者の負担も軽減できます。
SFAを最大限活用するためにも、現場での活用を意識したSFA選びを意識しましょう。
SFAでは、企業の機密情報や顧客情報を管理します。情報漏洩のリスクを避けるために、セキュリティの質・強度のチェックはマストといえます。 <信頼性のあるセキュリティ対策例>
大きなトラブルに発展しないよう、セキュリティ対策が優れたツールを選定しましょう。
SFAを外部システムと連携させると、営業に関する業務をさらに効率化できます。
連携できるシステム例 | 効果 |
会計システム | SFAに入力した売上のデータが会計システムに同期され、営業と経理の情報共有がスムーズになる |
チャットシステム | 案件・商談の情報を組織でタイムリーに共有でき、問題点やアドバイスがあれば即座にディスカッションできる |
メールシステム | 顧客とのメールのやりとりを記録に残せる |
SFAは単体での利用ではなく、外部システムと連携して活用するのが主流になりつつあります。
SFAの導入後も効果的に運用を続けるには、SFAに関する専門的な知識を有した人材が不可欠です。SFA運用時に発生する疑問や課題に対して、適切な対処をおこない、業務を遂行するためです。
一方、SFAについて専門的な知識を有した人材が組織内にいないケースも珍しくありません。そこで、導入後のカスタマーサポートやアフターフォローも提供しているSFAベンダーと協力するのもおすすめです。
サポートが充実したSFAベンダーならば、カスタマーサクセスを目指して、組織へのSFAの導入や運用を継続的に支援してもらえるでしょう。
SFA導入時には、自社の業務体制に沿った機能が備え付けられているのか確認しましょう。働き方が多様化している昨今、同じ業界もしくは似た製品を扱う企業であっても、業務体制は異なります。
そのため、部門間の連携のしやすさやリモートワークへの対応など、自社の組織が求めている機能を有したSFAツールを導入することが大切です。業界でのシェア率やコストパフォーマンスといった部分も重要ですが、自社のニーズとSFAの機能が合致しているのかをしっかりと比較しましょう。
SFAのカスタマイズ機能の有無も、ツール選定時の大切なポイントです。
SFAに入力する情報や必要な機能といった要件は、SFA選定時に明確にしておく必要があります。一方で、細かい操作性や不必要な入力項目など、導入後に判明する運用上での課題もあるでしょう。こうした課題に対応するためにも、SFA内の設計を調整できるカスタマイズ機能の有無が重要なのです。
はじめてSFAの導入をおこなう組織では、運用方法やワークフローの調整を繰り返すことが予想されます。そのため、どういった部分をカスタマイズできるのか事前に把握しておきましょう。
SFAとは、営業全般のサポートを目的としたITシステムです。 顧客や商談状況の情報をシステム上で一元管理できるため、業務効率化を叶えられます。
蓄積したデータを分析すれば、自社に合った最適な戦略立案も可能です。 以下の記事では、SFAについてより詳しく解説しています。SFAの役割や機能の詳細を知りたい方は、あわせてご覧ください。
「CRM」と「MA」はSFAと混同されやすいツールですが、目的が異なります。先述の通り、SFAは営業全般のサポートを目的としたITシステムです。
一方でCRMは、顧客との関係構築の支援を目的としたITツールです。顧客の個人情報や商談管理、電話・メールなどのコンタクト履歴を管理して、顧客理解を深めます。
商品購入の履歴やリピート状況も記録できるため、顧客のニーズに合わせたアプローチが可能になります。
MAは、マーケティングの自動化を目的としたITツールです。サイトや広告から流入した見込み客のリスト作成や、リード育成を狙ったメールマガジン配信などを自動化する機能が備わっています。
目的が違う「SFA」「CRM」「MA」ですが、どれも営業のフェーズで活躍するツールです。
GENIEE SFA/CRM(ジーニー)のように、SFAとCRMが統合されたツールにMAを連携させると、営業活動全体において高いパフォーマンスを発揮します。
SFAに搭載されている代表的な機能は以下の5つです。
機能 | 機能内容と効果 |
案件管理 | ・案件ごとの進捗状況や見込み金額を記録 ・優先順位をつけて効率的に営業活動を進められる |
商談管理 | ・顧客との商談内容や経過を記録 ・成約に向けた施策を検討できる |
行動管理 | ・営業担当者の行動履歴を記録 ・部下の育成や高い成果を残す社員の分析がおこなえる |
予実管理 | ・売上目標と実績をデータ化 ・目標値の見直しや戦略の立案を実施できる |
顧客情報管理 | ・顧客データを一元管理 ・信頼関係の構築や効果的な営業アプローチを可能にする |
以下の記事では、SFAの機能についてより具体的に解説しています。詳細を知りたい方は、参考にしてみてください。 >>SFAの基本機能|7つの機能から導入成功のコツまで徹底解説
SFAを導入する主なメリットは、以下の3つです。
順番に見ていきましょう。
SFAは、案件や商談ごとの進捗状況を可視化できます。 ツール上でいつでもデータをチェックできるので、部下の動きや商談の進み具合などの情報を上司がリアルタイムに把握できます。
これにより、社員に対し的確かつ迅速な教育が可能になるわけです。 教育の質が高まると優秀な人材を増やせるため、企業の売上アップにつながります。
SFAでは、顧客の個人データや商談でのやりとり、問い合わせの内容といったあらゆる顧客情報を一元管理できます。蓄積したデータにより顧客の理解が深まるため、相手に寄り添った対応ができるでしょう。 顧客のニーズや好みに合った商品提案も可能になるので、顧客満足度向上につながります。
SFAは、蓄積した情報を活用して売上達成率や最終提案の進捗率などをデータ化できます。
データ分析をもとに、マーケティングや営業の戦略を立案できます。 エビデンスに基づく戦略なので、より効果的な施策を打ち出せるでしょう。
最後に、SFAの導入時に押さえておくべきポイントを紹介します。
これらのポイントも念頭に置いたうえで、SFAの導入を進めていきましょう。
初期費用や月額費用だけでなく、追加で発生する費用も含めて見積もりを算出しておきましょう。
予算に限りがあり、あまりSFAの導入や運用にお金をかけられない場合、SFAの導入・運用で発生するコスト面のチェックは欠かせません。このとき、初期費用や月額費用ばかりが着目されますが、SFAベンダーが提供しているカスタマーサポートの利用や機能の追加などで、追加費用の発生が考えられます。
どういった項目でどれだけの費用が発生するのかは、SFAベンダーやプラン内容によって異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。
SFAの費用相場はいくら?主要な営業支援システム7選の価格を比較
どれだけ入念な準備や明確な運用方法があったとしても、SFAは導入してすぐに成果があらわれるわけではありません。導入直後は、営業担当者が忘れずに情報を登録できているのか、正しい情報を入力しているのかなど、組織への普及自体に注力する必要があります。
そして、導入から数ヶ月たつと、分析できるだけのデータが収集されます。このデータを分析し、算出された分析データをもとに営業業務を効率化することで、はじめてSFA導入の成果があらわれるのです。
導入直後から成果に直結するわけではない点も踏まえて、予算の見積もりや必要な機能などを比較していきましょう。
SFAは顧客や商談の情報を一元管理し、営業活動の効率化や営業スタッフの生産性アップを支援してくれます。導入すれば、売上の低迷や人材育成の停滞といった課題改善の効果を期待できるでしょう。 「SFAを自社に導入したいけど、種類が多くどれを選べばいいかわからない」という方には『GENIEE SFA/CRM(ジーニー)』がおすすめです。
GENIEE SFA/CRMは、本記事で紹介したSFA選びの比較項目の基準をすべて満たしています。
<GENIEE SFA/CRM(ジーニー)が基準をクリアした5項目>
GENIEE SFA/CRMは、顧客情報管理に強いCRMの機能を兼ね備え、操作性・安全性に優れたSFAです。コストパフォーマンスもよく、大手SFAの約1/3のコストで利用できるプランもあります。企業様へ丁寧なヒアリングをおこない、ニーズや状況に合った最適なプランをご提供いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。
※本記事に掲載されている情報は作成時点での情報となります。最新の価格、サービス内容につきましては各社公式サイトの情報をご参照ください。
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